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PLUTO 8 (ビッグコミックス) |浦沢 直樹

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PLUTO 8 (ビッグコミックス)PLUTO 8 (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
小学館 刊
発売日 2009-06-30




浦澤直樹はやはり原作がある作品の方がよい! 2009-07-13
原作があるとネームを練っているうちに練りすぎて訳がわからなくなる悪い癖がでないようなので締まった最終回となっている。

浦澤さんとずっと二人三脚で作品を作ってこられた長崎氏が最終巻の後書を書かれていたのが印象深かった。幼少自体に原作のアトムのファンだった長崎氏が当時の同級生の作品の見解に対して大人気なく返事を今さら返している。普通だったら大人気ないにもほどがある行為だが、50歳を超えて本気でマンガを商売にされている方だからこその純粋さがなせる業なのかなんだか清々しくさえ思えた。

とにもかくにもPLUTOについては『20世紀少年』のストーリー自体の混迷度にうんざりされた多くの方にこそ是非是非読んでいただきたい。




憎悪の克服、自己犠牲 2009-07-13
主役はやはりゲジヒトであったのだろうと私は感じました。
アトムは最後にPLUTOと対峙したものの狂言回しの役だったのだろうと。
ロビタを殺されたゲジヒトは憤怒のあまりヒトを殺すという
行動に出た訳ですが、最後にアリのクラスター砲を受けて
死ぬ間際に憎悪を克服したのです。
”憎しみからは何も生まれない”・・と。

この当たり前で普遍的な悟りに、人類は歴史上辿りつけたのでしょうか?
答えは否です。確かに戦争は憎悪だけでなく経済的・宗教的な理由からも
起こり得るのですが、憎しみの連環からヒトが解放される日は未だ訪れません。
よってこの地球上から紛争が絶えることはありません。

ゲジヒトが、そしてゲジヒトの記憶によりアトムが、
さらにアトムに触発されたプルートゥが
憎悪を克服したこの最終巻は、未だに人類が克服できていないことに
対するアイロニーのようにも思えます。
また、他の動物には見られない(一部の例外を除いて)、
ヒトだけが持ち得る非利己的な行動、すなわち自己犠牲を
ロボットが実践したというのも象徴的なシーンでした。

最後のエピソード(ブラウ1589)は私はとても重要だったと思います。
ブラウは槍を抜くと自らの機能が停止する事を知っていながら
あの行動に出た訳ですから。

全8巻読み終えて、浦沢先生他スタッフの方々には
良い作品を創ってくださってありがとうございましたと
言いたいです。
サハドも含めた7体のロボットが
オーロラの空に浮かぶシーンでは堪え切れず涙が頬をつたいました。
本当に素晴らしい作品でした。

ついに完結! 2009-07-11
今まで前例のない試み、2人の天才漫画家が夢のコラボ!
手塚作品に挑戦することを許される漫画家は日本でいったい何人いるだろうか・・・
話題騒然でスタートし、前人未踏の脚本で読者を引っ張り続けた。

伝説と近代漫画の粋を融合させたこの漫画は果たしてどこへゆくのか!?
ロボット同士の私怨かと思われた事件が、とうとう人類すべてを巻き込んだ
地球規模の大問題となった!

死の淵からよみがえったアトムがとてつもなく深い憎しみを携えて
すべてに立ち向かう!果たして人類は、ロボットは、地球はどうなるのか!
PLUTO全8巻!堂々完結!



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